銀Mac ProはCatalinaの夢をみるか… Mac Pro Mid 2010 に macOS 10.15 Catalina を インストールしてみた話
ようやく辿り着いたmacOS 10.15 Catalinaのインストール!と題打ったものの、実際にMac Pro Mid 2010にmacOS 10.15 Catalinaをインストールしたのは先月(1/11)だったりするのですが… ブログ用にSS(スクリーンショット)だけ用意してタイトル決めたまま放置プレイだった今回の記事(汗)
改めて忘備録記事を書こうにも大事な部分を忘れているという本末転倒な結果に(爆)そんな事実を中々認めたくはなく、ずるずると公開日時が後ろ倒しされて来た訳ですが
ここで無理やり公開するという事は… 決してネタ切れという訳ではないんですからね!?ほ、ホントですよ!?(笑)
Mac Pro Mid 2010 にCatalina Patcherを使用してmacOS 10.15 Catalina をインストールしてみましたが…
まずは前回までのおさらい(汗)今年で10年選手となったMac Pro Mid 2010ですが、せっかく6コア12スレッドのCPUが2機搭載(12C/24T)され、増設されたメモリも48GB(8GBx6のトリプルチャンネル)という贅沢仕様な訳ですから
まだまだ若い者には負けられぬ!?
SATA2だったりPCI/eも2.0だったりボトルネックもありますが、そこはiMacやゴミ箱Proには存在し得ない「拡張性」という武器を手に最新のOS macOS 10.15 Catalinaをインストールする事を最終目標と定め
まずは延命工作に走った訳ですが…
<そんな準備編>
- M.2 SSD(NVMe)を使用する為にFWデートする為、OSをHigh SierraからMojaveへアップデート(なんのこっちゃ)
- 起動ディスクをPCI/e経由のSATA3接続SSDからPCI/e接続の NVMe M.2 SSDに変更
- GPUをEFIブート化のGeForce GTX 680 から ATI RADEON RX 580(8GB)に換装
- 動作確認も済んだので一旦GTX 680に戻してCatalinaのインストール準備
- ギリギリで怖くなってCatalina専用に光学ドライブの予備ベイにSSDを追加(爆)
- いまここ(笑)
Mac Pro Mid 2010 に macOS 10.15 Catalinaをインストールする手順と注意事項
Apple公式サポート外の機種にmacOS 10.15 Catalina をインストール出来るようにするには Catalina Patcher を使用します。Mojave の際もmacOS Mojave Patcher がありましたから今更感もありますが、要するにMojave PatcherのCatalina版です。インストールに必要なパッチを当てつつレガシー機器のドライバー類も自動で入れてくれる優れもの!
<作業の流れ>
- Catalina Patcherを用意(DLはコチラ)する
- macOS 10.15 Catalinaのインストールパッケージを入手する※Catalina Patcher経由が良いですね!?
- Catalina Patcherを使用してパッチを入れたインストール用USBメモリを作成する
- 作成したインストール用USBメモリで起動
- インストール先のHDD(SSD)を初期化
- OSのインストール
- 再度インストール用USBメモリで起動してパッチファイルをインストール
- 銀Mac Pro でmacOS 10.15 Catalinaが使えるように!
- 以後、適時にパッチファイルをアップデート?
ざっくりな流れは上記の通りなのですが、言わずもかな?EFIブート出来るGPUがないとインストール画面が映りませんからね!?一旦純正のGPU(メタル非対応でも行けるのかは未検証)に戻してから始めましょう!
また今回はクリーンインストール(新規)で進めますが、Mojaveからのアップデートの際は、忘れずにMojave環境のバックアップを取っておきましょうね!?約束ですよ(笑)
Catalina Patcherで作成したインストール用USBメモリで起動すると(↑)こんな感じにmacOSユーティリティ内の最下段に「macOS Post Instail」という項目が追加されていました。
手順的には、まずCatalinaをインストールしたい媒体を初期化するトコロからになりますので「いつも通り」にディスクユーティリティを開きます。「macOS Post Instail」を使用するのは一度、初期化したHDD(SSD)にmacOS Catalina をインストールした後になりますので間違わないように!
念の為、macOS 10.15 CatalinaをインストールするSSDは事前に APFS / Apple File Systemでフォーマット。何だかよくわからないけど変なコンテナ(?)が作成されましたが、今回は光学ドライブの予備ベイに接続したSSDを使用してのお試し環境の構築が目的…
気にしたら負けな気分がしたので
そのまま進めます!(爆)
ここから辺は通常のmacOSインストールと何ら変わりありません。ちなみにCatalina Patcherでのインストール用USBメモリの作成ですが、一度USBメディアにmacOS 10.15 Catalinaのインストーラーを書き込んだ後に
パッチをあてる作業が始まりますので、通常のUSB起動ディスクの作成より時間がかかります。勘違いして途中で(パッチをあてるのを)止めてしまうと
確か?この辺からインストールが上手く進まなかった記憶(何度やってもインストール先のディスクを選択する事ができずに先に進まない・笑)が…
今回は無事にパッチをあてたインストールメディアが作成された様で先程初期化したSSDを選択!
SSDならSATA2接続でも約10分でmacOS 10.15 Catalinaを新規インストール
待つ事10分程でmacOS 10.15 Catalinaをクリーンインストール!流石にSATA2接続とは言え、対象がSSDだとインストール作業が早く済んで良いですね!?HDDだと
多分、この5〜6倍は時間がかかるのではないでしょうか?
せっかく銀Mac Proは色々な場所にSSDを追加出来る構造(まずHDDベイが4基にPCI/e x4スロットが2基、今回自分が試したように光学ドライブベイに追加ドライブ用にもう1基。なんなら光学ドライブを取り外して、もう1基追加してもご時世的に許されるのでは?爆)になってますので
まだSSDを導入していない方は是非この機会に検討してみてはどうでしょうか?光学ドライブベイへの追加は見た目(まぁ、構造的に外からは見えない場所ですけど)を気にしなければブラブラのポン付けでOK!
マウンターなどの追加費用は一切なしですよ!?(笑)
閑話休題。無事にMac Pro Mid 2010上でmacOS 10.15 Catalina が起動したのを確認出来ましたので、Catalina Patcherで作成したインストールUSBメディアを挿したまま再起動!
ここからが真骨頂!Catalina Patcheでパッチをあてます
再びCatalina Patcheで作成したインストールUSBメディアでmacOSユーティリティを立ち上げ、ここで「macOS Post Install」を選択すると機種毎に自動でインストールに必要なパッチファイルが指定された状態になってますので
チェックボックスは弄らずにパッチファイルをインストール!
何でもNVIDIAのQUADRO 4000の場合、Metal対応GPUではありますがここで「Legacy Video Card Patch」にチェックを入れないと不具合が出るとか?出ないとか?自分で試した訳ではないので気になる方はWEBで調べてみて下さい <(_ _)>
やっぱり銀Mac Proは素直にmacOS 10.13 High Sierraが最終OSでいいんじゃないかな?
そんなこんなでパッチファイルのインストールも終了しmacOS 10.15 Catalina で起動したMac Pro Mid 2010!ここまでの道のりは長かった(笑)パッチをあてた後はドックの一部にCatalina Patcherが常駐。
定期的にパッチファイルの更新を自動で確認してくれる親切安心仕様!それにしてもCatalinaのダークモードって何となくCoplandっぽく感じる(特にウィンドウのまわりが!)のは自分だけですかね!?
実現こそしません(結局漢字Talk7.6やらMac OS 8で妥協?勿論両方とも買いましたけどね!?爆)でしたが… あぁ、あの頃は夢があったなぁ(笑)
しかしながら
このパッチをあてて無理やりインストールするまでは我慢できましたが、インストール後もパッチを更新し続けなくてははいけない仕様が嫌でmacOS 10.15 Catalinaへの本格的な移行を
諦めたのは言うまでもありません!
ここまでやって結局それか!?爆
要するに通常使用しているNVMe M.2 SSDのmacOS Mojaveを本来ならこの後にmacOS Catalinaへアップデートする筈だったのですが、パッチを更新し続ける(この先いつバグが発生するのかわからない恐怖・笑)保証がない事と
そもそもWi-FiやらBluetoothが規格外(交換用のカードとかありますけど高いんですよね!?あれ)なので新OSの機能をフルに使用出来る訳ではありませんし
Catalina環境が必要ならAppleが(まだ)公式でmacOS 10.15 CatalinaをサポートしているiMac Late 2012やらMac Book Air Mid 2017も手元にありますので(汗)
もう少し 自棄にならないと 切羽詰まらないと踏ん切りが付かない!と思い知った今日この頃(笑)
やっぱり…
銀Mac Proの最良の最終OSは
macOS 10.13 High Sierraかな!?(爆)
CUDAも使えるしw
などと思ってしまったのは内緒にしておきたいトコロですね!!?(笑)それでも、お試しでSSDに構築したmacOS 10.15 Catalina環境はそのままにしてありますので
また ネタが切れたら 気が向いたらレビュー記事を書くかもしれないし、永遠に書かないかもしれません(笑)
スポンサーリンク
macOS 10.15 Catalina
私のMacPro2010ではグラボが対応してないので入れられませんが、色々新機能があるようですね。いまいち必要性が感じません。他の古いOSの起動ディスクとの連携もできるのかどうかもわかりませんし、なんだかインストールも面倒ですね。macOS 10.13 Hight Sierraのままにします。
T.Oさん、こんばんは!
グラボはEFIブート可のGTX680ならmacOS 10.15 Catalina行けますよ!仰る通りに必要性は感じませんが(汗)パーティションを切らずに単独でAPSにすれば特に問題もないかと思いますが… 背伸びしてmacOS 10.14 Mojaveをメインで使用してますが、やはり銀ProにはmacOS 10.13 Hight Sierraが一番だと痛感しました(汗)
MacPro2010の電源ユニットについて教えてください。
最近、外付けUSBハードディスクにバックアップ中、外付けのハードディスクがクラッシュしてダメになっていまいました。
その時、パソコンで通常のシャットダウンできなかったので、電源ボタン長押ししましたがシャットダウンできませんでした。電源を切り、パソコンを立ち上げようとして電源ボタンを押しても反応せず。その後、しばらくしてから、電源ボタンを10秒程度押しっぱなしにして、再度電源ボタンを押すと起動しました。
しかし、その後、時々電源ボタンが反応しなくなる時があります。
おそらく、電源ユニットがダメになりつつあるのかと思います。
電源ユニットはネットオークションで中古のものを探すしかないのでしょうか。それとも、新品、または非純正品など取り扱っているところをご存知でしたら教えてくれませんか。
MacPro2010もそろそろ限界が近づいているのでしょうか。
T.Oさん、こんばんは!
申し訳ありません、コメントが違うフォルダに仕分けされていて見落としていました。既に問題は解決済ですか?
内容を確認した感じ、電源ボタンの故障もありえるのでは?というのが所感です。電源ボックスの場合、ボタンが反応するとかしないとかはではなく全く無反応だったり突然電源が落ちたりするかと思われます。
電源ユニットの修理もオークションであるかもしれません(実際G4の時はそんな業者さんが沢山いました)電源ユニットだけの出品もある筈です。また部品バラ売りで電源スイッチだけの出品もあるかと思いますので、値段の掛からないトコロから修理交換してみるのも良いのでは?(OSからシャットダウンできなかったのはクラッシュした外付けHDDのせいだと思います)
ああ、偶然ですね。
僕も最近これやって、ハイシエラでいいやと戻そうとしたら「インストールするデーターが足りません」が出て、また必要のない勉強をしてしまいました。
で、2010では持ってるヘッドフォンのBTがノーマルでは反応しないのでBCM94360CDを又注文して入れます。
安くなりましたね。
今がBCM94360CDは買い頃な気がします。
雄三 さん、こんばんは!
自分も BCM94360CD これ以前から気になっていたんです!BT4.0のカードですよね!?調べたら最安値で5千円位からって本当に安くなりましたね!?貴重な情報ありがとうございます <(_ _)>
是非レビューして頂けると嬉しいです… 参考にさせて頂きます。
https://twitter.com/yuzo0001/status/1261678019271200769
ご質問がありましたらツイッターでもどちらでも。
雄三さん、こんばんは!
大変参考になりました!ありがとうございます!取り急ぎ、自分もチャレンジする際には改めてご質問させて下さい!宜しくお願いします <(_ _)>