意外と知らない？バイクのバッテリー上がりと任意保険…　BMW R1200R（2010）

前回バイクに乗ったのが2月23日の菜の花ツーリング… 特に不調もなく高速道路をメインに往復で150km程。翌週は天候不良もあってバイクの時間は断念し、2週間ぶりのバイクの時間。特に行く当てもなかったのですが、少しだけ早起きして栃木までお使いツーリングにでも行って来よう！そうしよう！とBMW R1200R（2010）B玉号の防犯グッズを外しパニアケースを取り付け、いざエンジンスタート！

とセルモーターを回すも沈黙を保つB玉号… 今回はこんなお話。

自宅でのバッテリー上りはロードサービスで対応できるけど年1回だけ？それ以降は有料です

前回の車検時にバッテリー注意の診断を受けてから約1年。昨年10月～11月には突然の事故に会い約1.5カ月ほどバイクに乗れない期間もありましたが、ギリギリのところで踏ん張っていたB玉号。ここに来て突然（ではない）のバッテリーあがり？

セルを回すも「キュル、キュル、ズドン」みたいな感じで一向にエンジンに火が入りません（汗）

朝方の気温はまだ低いですが天候も良く（ここ重要だったらしい）バイクの時間にぴったりな休日の午前だった訳ですが、エンジンに火が入らない事には始まりません（涙）

数分おきに何度かセルを回すも「キュル、キュル、ズドン」を繰り返すB玉号。次第にセルを回す力も尽き弱まっていたバッテリーは最後の力を振り絞るかの如く「キュル、キュ…」と完全に沈黙（チ～ン♪）

前々から覚悟はしていましたので、こればかりは仕方がありません。ツーリング中の出先でバッテリーが突然死するより自宅でお亡くなりになる方が何かと対処し易いというもの。そう気持ちを切り替え、一度部屋に戻り一人作戦会議。

バイクの任意保険のロードサービス（レッカーサービス）を利用して近くのMotorradへ救急搬送してもらおう！そうしよう！と本日のリカバリーシナリオを構築。まずはMotorradさんに受入れ可能か？Telすると、運よくバッテリーの在庫はあるとの事で受入れ可能。しかも当日中に交換作業が行えるとの事でしたので入庫予約。

その次、バイクの任意保険会社の事故受付窓口に連絡。当初はレッカー車手配を希望していた訳ですが、どうにも？先ずはバッテリー上りの処置としてロードサービスが現地に駆け付け対応するとの事でした。

最近では愛車BMW E61 525i 初代まゆ毛くんのトラブル事例でレッカーサービスばかり利用していたので盲点でしたが、バッテリー上りならジャンプスタートすればエンジンに火が入りますもんね!?（流石にインパルス君の時と違いFI車を押し掛けする無謀な勇気は持合せていません・笑）

しかしながら

レッカーサービスもロードサービスの対応も保険の補償の範囲内ですので無料で対応して頂けるのですが、レッカーサービスと違いバッテリー上りなどのロードサービス（ガス欠など含む）は年間で1回のみ無料との事。

またロードサービスさんが点検しジャンプスタートが出来なければ、再度レッカー手配の連絡からやり直さなければいけません。二度手間になるなら最初からレッカー手配が良かったのですが「こういうものだ」と特に駄々を捏ねずに受入れ、小一時間ほどロードサービスさんの到着を待ちました… が、この後衝撃の事実が！（爆）

バッテリー上りの原因は… エンジン被りプラグ被り

ロードサービスさんが到着し症状を説明。一度、目の前でセルを回すも先程同様（小一時間ほど休ませたせいか、セルを回せる位にはバッテリーが謎の回復？笑）セルを回すも「キュル、キュル、ズドン」な残念無念な結果に

う～ん、これなら…

と、今度はロードサービスさんがセルを回すと「キュル、キュル、キュル、ズドドォ～ン！爆」と見事にB玉号のエンジンに火が入りました！う～ん… 恐るべしロードサービスさん（笑）

念の為にバッテリーの電圧を測って頂きましたが、エンジン始動後はオルタネーターが発電してくれているので安定の14V超。特にジェネレーター系の故障もなく一度エンジンを止めて再度バッテリーを測るも約13V？（まだまだ行けそうでしたが電圧だけではバッテリーの健康状態は判断出来ないですからね!?）

そんなロードサービスさんの見解では

• （初回）寒暖差がありシリンダー内の混合気が上手く作れず不始動
• その後、始動を繰り返しシリンダー内に不発のガソリンが溜まる
• その繰り返しで余計に始動し辛い状況に
• セルの回し過ぎでバッテリー上りに近い状態に陥る？

要するに（プラグ）が被っていてエンジンが始動出来なかったとの事で、本当のバッテリー上りだとセルは全く回らずにウンともスンとも言わない状態だとか？（笑）ロードサービスさんが到着するまでの小一時間の間にかぶった混合器だかガソリンが上手く除去され、且つロードサービスさんの熟練の始動スキルでエンジン始動！

まぁ、確かに寒暖差と弱っていたバッテリーが原因で元気な火花を飛ばせなかった!?のは理解できました（汗）当初は鳩が豆鉄砲食らった… もとい狐に摘ままれた気にもなりましたが、こういう現象にいつまでもモヤモヤと気を病むのも損ですので無事にエンジンかかったB玉号は当初の予定通りにBMW Motorradで点検～バッテリー交換して頂く事に

ちなみに…

ブースターケーブルを使用したジャンプスタートは過電流に注意

部屋内にはジャンプスタート用のブースターケーブル（勿論車用・笑）もあったんですけどね!?思い出したのが保険会社に連絡をした後だったので、愛車BMW E61 525i Mスポーツ 2代目まゆ毛くんとB玉号の無謀なランデブー（ジャンプスタート）は諦めました。が

親切なロードサービスさんのお話だと

上記のようなケーブルで確かにジャンプスタートはできるが、BMWなどの電装品が多いバイクや車同士で行うとバッテリーを繋いだ瞬間の過電流でコンピューター系が壊れる事があるのでお勧めしない。

との事でした（行わないで正解だった!?汗）が、どうしてもジャンプスタートさせるなら、せめて↓こういうのを用意した方が良いみたい？

Arteck ジャンプスターター 12V車用エンジンスターター 8000mAh ポータブル充電器最大300A LED緊急ライト搭載 スマホ急速充電器 24ヶ月保証付【日本語取扱説明書付き】- ブラック

通常は普通のモバイルバッテリーとしてスマホやノートPCなどの充電にも使用できる優れもの！まさに一石二鳥なにくい奴!?勿論サージ対策もバッチリでお値段もお手頃ですので一台買っておこうかな？（笑）

こんな感じでバッテリー上りから復活したB玉号ではありますが、今回ロードサービスさんが対応した内容では特に補償内容の変更もなく普通にセルを回してエンジン始動できましたので「年1回無料」にもあてはまる事なく（要するに未だ0回）処理してくれました。

ありがとう！ロードサービスさん！

残すはバッテリー交換予約を入れた近所のBMW Motorradへの入庫ですが、時刻は既にお昼近く。これじゃぁ、結局今日は何処にも出かけられないなぁ… と項垂れながら、ポカポカ陽気の休日午後の出来事（特に主だった出来事もありませんでしたが）は次回に続きます…

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