Parallels Desktop for MacでWindows10を動かしてSTEAMのFINAL FANTASY XIIIで遊んでみた話…

果たしてMac上に構築した仮想環境でSTEAMのゲームは遊べるのか?今回の人柱は、まだまだ現役!?自宅での愛機MacPro mid 2010(OSはmacOS 10.14 Mojave)にParallels Desktop for Mac V15をインストールしてWindows 10Proの仮想環境を構築。

長年、Bootcamp環境で遊んできたSTEAMのFINAL FANTASY XIIIですが(かれこれ5~6年?早くクリアしろ!という文句はまた別の話・笑)実際問題、Bootcamp環境だったら素晴らしいゲーミングPCにもなるMacProではありましたが

仮想環境で何処まで通用するのか?さぁ、見せてもらおうか?Parallels Desktop最新版の性能とやらを… はい!今回はこんなお話。

MacPro mid 2010 で Parallels を使用すれば 仮想環境で Play Station 3 程度のゲームなら普通に遊べる事を確認?

まずは Final Fantasy XIII について… 正式名称はファイナルファンタジーXIII?(FAINAL FANTASY XIIIでも可、以下FF13)スクェア・エニックスから発売されたコンピューターRPGで、ファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトル第13作目。

続編に「ファイナルファンタジーXIII-2(FF13-2)」「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(LRFF13)」もありますが、勿論STEAM上で積みゲー状態なのは言うまでもありません(全部クリア出来るのかな?汗)

そんなFF13ですが、2009年当時にPlay Station 3版が登場し150万以上のSALLを記録!?その後Xbox360など各種プラットホームに移植されPC版も発売。現在はSTEAMからDLして遊ぶ事が出来ます。

流石に約9年程前のタイトルになる訳ですが、

PC版 FINAL FANTASY XIII <システム要件>

最低:

  • OS: Windows XP SP2 以降
  • プロセッサー: 2GHz デュアルコアCPU
  • メモリー: 1 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA Geforce 8 Series / ATI Radeon HD 2000 series VRAM 256MB 以上
  • DirectX: Version 9.0c
  • ストレージ: 60 GB 利用可能
  • サウンドカード: DirectX 9.0c と互換性のあるサウンドカード

追記事項:日本・アジア地域配信の必要なハードディスク空き容量は30GBです。

<推奨>

  • OS:Windows® Vista / 7 / 8
  • プロセッサー: Intel Core 2 Quad (2.66 GHz) / AMD Phenom II X4 (2.8 GHz)
  • メモリー: 2 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA Geforce GTX 460 / ATI Radeon HD 5870
  • DirectX: Version 9.0c
  • ストレージ: 60 GB 利用可能
  • サウンドカード: DirectX 9.0c と互換性のあるサウンドカード

追記事項: Frame Rate: 最大60fps対応

最低条件ならCore2DuoのWindows XPにそれなりのグラボを積めば動く(確かにビジネス用のPCにGT420などのLPカードでも遊べた・笑)みたいですが、大画面でグリグリヌルヌル動かしたいのであればWindows 7以降にクアッドコア(4core)2GBメモリとそれ相応のグラフィックカードが必要なのは言うまでもありません。

逆説的に説明すると

MacPro mid 2010(6c/12T x2 & メモリ48GB & GTX 680 or Radeon R580)をBootcampでネイティブに動作させれば快適に動作するのは当たり前と言えば当たり前なのですが、今回はParallels Desktop for Mac V15を使用して仮想マシン上のWinmdows 10Proで動かす訳ですからね!?

前回の記事でも記載しましたが今回、STEAMのゲームをmacOS(10.14 Mojave)上で動かす為に構築した仮想マシンのスペックは4コア8GBでGPUメモリ2GB(ベースはRadeon R580)

果たして普通に遊べるのか?

macOS 10.14 Mojave上の仮想マシン(Windows10Pro)でSTEAMのゲームの起動を確認

こういうと時って複数モニターが便利ですよね!?片方はmacOSがネイティブで動いていて、もう片方は仮想環境がフルスクリーンでWindows 10Proを描画しています。

スクリーンショット(SS)撮るのが面倒だったのでスクリーンキーボードを起動していますが、STEAMを立上げFF13を起動したら普通に起動!

初回の設定(毎回出しても可)でグラフィックの精度を変更できますが、画面設定は「フルスクリーン」で解像度は「1920×1200」ポイントなのが影の解像度とアンチエイリアスの設定。

Bootcamp上だったら、この二つはフルMaxでも動くのを確認(それはそれは綺麗なライトニングさんを描画・笑)しましたが、流石に仮想環境では設定をフルMaxにすると怒られます(汗)

しかしながら、最低設定である「影の解像度 512×512」「アンチエイリアス x2」でもそれなりにシャギーなライトニングさんを描画してくれますのでマシンスペックに合わせてお好みで…(笑)

ちなみに今回MacPro(macOS 10.14 Mojave)上で作成した仮想マシンでは上記のように影の解像度 2048×2048、アンチエイリアス x8でグリグリヌルヌル動くのを確認。流石macOSのMetalに対応したグラボAMD Radeon RX580です!

後述しますが、macOSではNvidia Geforce GTX 680 MacEdition(相当)だと、その性能をフルに発揮する事が出来ません(汗)

macOS上ではやはりNVIDIAよりAMD系のGPUの方が高性能

ライトニングさんの表情が(笑)

今回掲載した画像は全てAMD Radeon R580(8GB)を使用しています。Nvidia GeForce GTX 580 Mac Edition(相当のROM書換版)も試したのですが、やはりWEBドライバーも存在しないOS標準のドライバーを宛がったGTX系では動きがぎこちなく

デフォルトの設定である影の解像度512×512、アンチエイリアス x4でさえ1920×1200のフルサイズだとフレーム落ちどころの騒ぎでなく飛びまくってカクカク

残念ながらmacOS上の仮想環境ではGeForce系ではゲームを遊べない!と判断(涙)

これがBootcampなどネイティブなWin環境であれば、まだまだ「これ系」のゲームの描画はGTX 680の方が綺麗でスムーズなんですけどね!?全てAppleが悪いんだ!(爆)

仮想マシンでDirectX系のゲームをするならParallels Desktop一択かもしれない

それにしても仮想環境で、ここまで普通にSTEAMのゲームが遊べるなんて!Parallels Desktop for Mac V15の性能は大したもんです!謳い文句に「Direct X11対応」とありましたから頑張れば最新のゲームでもホントに行けるんじゃないのかな?(要検証)

これで(FF13を遊ぶ為に)わざわざOSを立ち上げなおす(そして遊び終わったらmacOSに戻す)という作業から解放されますね!?BLOGの更新やAdobe CC系のアクチベーションの都合上、macOSが主なのは変わらないので

約10年前、MacBook ProにParallels Desktop V7を使用していた際は、ここまでの再現性はなかったんですけどねぇ…

ホント便利な世の中になりましたね!?

おまけ:MacProで FINAL FANTASY XIII を動画でお届け

せっかくグリグリヌルヌルで動いたFF13を静止画(これはコレで綺麗なのでOK)ではなく動画でも伝えたい!などと思い適当にiPhone 6Plusで動画を撮影しロゴ入れて編集後、書き出しYoutubeにアップしたのが(↓)コチラですが…

いかんせんYoutubeアップ時に謎の低解像度に変換されてしまいました(笑)それでも、BootcampではなくmacOS上の仮想マシンが動かしているFF13の雰囲気くらいは伝わるでしょうか?(汗)

ちなみに使用したソフトウェアはAdobe AfterEffectsとAdobe エンコーダーです。エンコーダーで書き出したファイルをローカルで再生するには綺麗な状態を確認していますのでYoutubeの仕様なんですかね!?

はい!iPhone6Plusで撮影した動画を直でYoutubeにアップしたのが(↑)コレですが、コチラも解像度があまりよく感じませんからね!?Youtubeの仕様として諦めるのは簡単なのですが、多分自分の知識不足だと思いますので

気が向いたら、これ系は勉強しなおそうと思います…(お陰様で今回の動画編集で一つブログのネタが思いついたのでそのうちに投稿します・笑)

総評:最新のMac(銀Proもかろうじて可・笑)ならParallels Desktopはお値段以上の性能を発揮!?

閑話休題。こんな感じでParallels Desktop for Mac V15を使用してMacPro mid 2010(macOS 10.14 Mojave)上で構築した仮想マシンWindows10ProでSTEAMのゲーム(FF13)を遊んでみた結果は

これ導入しないと損ですよ!?(爆)
一粒でwinとmac二度美味しいw

こんな感想でどうでしょうか?ベースとなるMacの性能自体に左右されるのは言うまでもありませんが、少なくともMacPro mid 2010でも「これだけ」動きますので最新のMac(Proでは当たり前、MacBookProやiMacも搭載されたGPU次第?)なら本当に最新のゲームが遊べそうで少し怖いです…

あ、今は外付けGPUなんて選択肢もありますからね!?今度はMacBook Airに外付けGPU購入して試してみようかな?(流石にi7でも2C4Tでは厳しそう?爆)

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