これって人身事故でしょ!? 事故後の対応で 一つだけ声を大にして言いたい事…

今回、青信号の横断歩道を渡っていたら見事に右折車に轢かれた訳ですが… 事故発生後は、そのまま救急車で病院まで搬送されましたので実況見分は加害者一人で行い、後日供述調書を取りに最寄りの警察署まで出頭（？）

当日現場で加害者の方の意見を元に作成された実況見分調書に目を通すと（個人的に）納得のいかない点が何点か…

民事と刑事と行政罰があるんです！そして任意保険は全てをカバーするものじゃない。

まず、雨天ではあったにせよ自分は交差点の信号が赤から青に変わるのを交差点の外で待機。信号が変わったのを確認した後に横断歩道を普通に歩いていた（走ったり、点滅を急いで渡った訳ではない）のですが

加害者の供述では…

「同じく信号が変わるのを確認後、交差点に進入（要するに信号待ちしていた後にゼロ発進）した」と、あります。普通、交差点で信号待ちをしていたら横断歩道の手前で信号が変わるのを待っている歩行者がいないかくらい確認しませんか？

しかも、信号が青に変わった後に自分も横断歩道を歩き出しましたから、中央分離帯を超えたあたり（交差点の真ん中付近）で右斜め後方から車が接触って

タイミング的にどうか？
車はそんなに遅くないでしょw

と思います…

時間帯的に対向車は少なかったのですが、仮に交差点内で対向車を待っていたら、もう少し大回り（交差点を通過後に追越車線に入るなら尚更、歩行者の右後方から接触なんてありえない）になる気がしますし…

また、待機後ゼロ発信で交差点へ進入したので

接触時は時速20km/h程だった

と供述していますが…

20km/hじゃ、大の大人が「あれほど」吹き飛ばされないのでは？
まず、気付いてブレーキ踏めば止まれる速度でしょ？

なんて疑問を警察の方に伝えましたが、その辺は「何とも言えない」部分らしく特に調書の書き直しが発生する訳でもありませんでした（汗）そんな感じで、約1時間ほどで調書も取り終わりましたが

最後に、今回の処罰をどうされたいですか？の問いには

厳重に処罰して下さい！（怒）
理由は続きをどうぞw

と伝えたのは言うまでもありません…（汗）

誠意というものはないのか!? 被害者へのお見舞いはどうした？

これには、一応、自分なりに理由がありまして… ここからが本題となりますが、記事のタイトルにもある通りに今回の事故においては色々な不満もありますが、一つだけ声を大にして言いたい事は

事故後に加害者から謝罪の連絡一本も寄越さないなんて

どうかしている！（爆）

まぁ、これが世の中の流れでもあるのでしょうけど…

なんて世知辛い世の中なんですかね!?普通、翌日もしくは1週間ほど経って落ち着いた頃にお見舞いに顔を出すとか、改めて電話連絡一つくらい入れるものではないでしょうか？

損害賠償責任・刑事責任・行政処分責任

ちなみに人身事故などの場合は、下記の様な責任が発生するらしく…

1. 被害者に対する民法上の不法行為に基づく損害賠償責任
2. 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律違反に基づく刑事責任
3. 免許停止や免許取消などの行政処分責任

今回、警察署にて作成した実況見分や供述調書などを元に（2）や（3）の刑事責任、行政処分責任が問われるみたいですね!?その中で３番目の行政処分は、所謂「違反点数」などで

今回の場合、全治3ヶ月（実際の治療に3ヶ月とは言ってない）の診断書が出ていたので警察の方も少し慎重に対応しているみたいでして… 要するに

治療期間3ヶ月以上の場合（且つ被害者に非がない場合）

違反点数13点＆懲役・禁錮・罰金50万円以上（怖）
前歴がなくても一気に90日の免停？

となってしまうからです（これが刑事罰？汗）この「懲役・禁錮」の部分が重要で、その下の「治療期間30日以上、３ヶ月未満」の場合は

違反点数9点＆罰金30〜50万円程度

と、なり「懲役・禁錮」が外れ罰金刑のみ（刑事責任はお金で解決？・笑）みたいですね!? ※これ以上、気になる方は自分でぐぐってw

警察官の方も供述調書を取る連絡の時に「３ヶ月以上だと準備が大変なので」などと言ってましたが、今回の件が実際には「どっち」になるのか？気になるトコロでもあります…

そして、任意保険は… この（2）と（3）の責任についてまでカバーしている訳じゃないですからね!?

任意保険がカバーする部分は被害者の治療費（まぁ、これも任意保険というより概ね自賠責になりますが）や（1）の民法上における損害賠償責任の部分ではないでしょうか？そして民事責任においては、円滑な示談の為にも

被害者への気遣いって

超重要！（爆）

だと思うのは自分だけですかね!?

被害者へのお見舞い

以前の記事にも簡単に書きましたが、保険会社の方針なのか？「事故後は加害者単独での被害者への連絡はしない方が良い」とかアドバイスされているのかもしれません…

が、これって時と場合によっては逆効果では？

被害者などへのお見舞いも欠かせません。民事責任については、示談を円滑に進めていくことが重要ですし、刑事責任についても示談が成立したか円滑に進んでいるのか、被害者感情はどうなのかという情状面で加害者に有利に働きます。そのためには、被害者に誠意をもってお詫びをすべきです。 任意保険に加入している加害者が、保険会社に任せきりにして、お見舞いにもいかないということもあるようですが、そのような対応は被害者の感情を悪化させてしまうことが多いでしょう。確かに、加害者の立場で被害者と会うのは辛いでしょうが、例えば保険会社の人に同行してもらい、または弁護士に同行をしてもらうなどして誠意を表すべきだといえます。

供述調書を取っていた警察官の方も言われてましたが

最近、同じ様な不満を被害者の方からよく聞きます

との事…（汗）

そうなんです！同じ事を思っている被害者の方が他にも沢山居る現実を保険会社はもう少し考えないといけないのではないでしょうか？事故後に加害者の方から電話一本でも改めて謝罪の連絡（まぁ、本来なら直接謝罪に来い！という話ですが）があれば

今回の件などは、雨も降っていましたし「法律の裁きの通りに…」とか「自分も落ち度があったかもしれないので軽微に…」とか、そんな気持ちにもなりましたが

救急病院を出る際にお互いの連絡先を交換しただけで

あとは全部保険屋まかせ！（爆）

まぁ、その為の任意保険ではありますが、あくまで保険屋であって加害者を弁護する代理人（まして加害者の代わりに被害者に謝罪する役目でもないはず）じゃないですからね!?

人間は感情の生き物
要するに気持ちの問題w

であり、もう少しくらい加害者本人が「誠意」というものを表して欲しかった！と言いますか… 救急車呼んで保険会社に連絡したら全て終わりですか？（汗）

ですので

改めて書きますが、今回の供述調書には最後に警察官から聞かれた問いに対して

厳重に処罰して欲しい！
私生活も仕事も支障ありまくりなのw

と書かせて頂きました。謝罪一つで変わったかもしれない？この供述内容の〆の一言（まぁ、この一言にどれだけの効力があるのかは疑問ですが・笑）事故発生から約1ヶ月、あれから何の音沙汰もない加害者さんは

今でも起訴処分の有無と罰金（これも保険じゃ代用できませんからね）の心配で頭がイッパイなのでしょうかね？

流石！法治国家!? エゲツない罰金… 交通事故における罰金の事例

結末は（↑）コチラからどうぞ…

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