粕尾峠の正しい走り方とは… BMW R1200R(2010)
はい!緊急事態宣言が解除されて2週間。この日はレトロ自販機の聖地、丸美屋自販機コーナーまでBMW R1200R(2010)B玉号でツーリング!当初は、丸美屋さんで食事後R122を日光まで走って高速道路で帰ってくる予定だったんですけどね…
偶然にもR122が空いていて気持ち良く走れたのが原因なのか?もう少しクネクネ道を走っても良いかも?なんて誘惑に負け脇道へ… 今回はこんなお話。
粕尾峠とは?栃木県道15号鹿沼足尾線
今回は前述の通りに足尾側から粕尾峠に突入!ブログ上では何度も走っている粕尾峠ですが、一応このR122との交差点までが粕尾峠との事。反対側は栃木県道32号栃木粕尾線との交差点から粕尾峠との事でしたので
清流の郷かすおのある交差点から足尾側R122との交差点までが粕尾峠らしい?(てっきり栃木側は山の神ドライブインの先からが粕尾峠だと思っていました・汗)
そんな粕尾峠ですが、栃木側(粟野)から足尾方面(R122)に抜けるのと足尾側(R122)から栃木方面(粟野)に抜けるのでは難易度が違うと言いますか…
個人的には、栃木側(粟野)から足尾方面(R122)に抜ける方より、足尾側(R122)から栃木方面に抜ける方が経験上、難易度が高く感じます。
その理由とは…
足尾側の路面の悪さ!
この路面の悪い足尾側を下るのか?(粟野→足尾)登るのか?(足尾→粟野)で難易度が激変すると言う… そんな粕尾峠ですがR122を桐生から日光方面に走っていると毎回誘惑されるのが
粕尾峠走ったら近道じゃね!?
これが、そもそもの間違い(笑)道路の混雑状況にもよりますが、確かに行楽シーズンでR122や日光周辺の混雑が予想されるのであればショートカット(目的地が日光ではなく栃木方面に帰りたい!という条件で)になりそうですが
いかんせん、足尾側の悪路の登りは
予想以上に遅いですからね!?(爆)
ちなみにR122側から粕尾峠の頂上付近までは、この日もおおよそ15分。頂上付近から山の神ドライブインまで、やっぱり15分(合計で約30分)なのですが、そこから清流の郷かすお まで約20分です。
清流の郷かすお から栃木ICまで15分程ですから、東北道に出るまでやっぱり1時間以上はかかります(笑)
粕尾峠の正しいバイクでの走り方
まずね!?そもそも論で粕尾峠はバイクで速く走る為の道じゃないです(笑)一つだけ希望の光があるとすれば栃木側の県道32号との交差点(要するに粕尾峠の栃木側の始まり)から山の神ドライブインまでの渓流クネクネを楽しめる!という事だけ…
足尾側の悪路では
- バイクを寝かせて曲がろうとしてはいけません
- 1速スーパーローで徐行運転も当たり前(いや、上りは常に徐行)
- 対向車の存在が分り辛いので3速まで飛ばしちゃ駄目
辛うじて車とすれ違える車幅を確保しているものの道幅の1/3以上落ち葉ば喉腐葉土が占め、泥濘み凸凹は当たり前足尾側からの登り初めは落石もありカーブミラーの存在しないつづら折り(要するにヘアピンカーブ)が多数
多分、みんなの好きな粕尾峠は栃木側(粟野)から頂上付近で栃木県道58号草久足尾線に入り前日光牧場や古峰ヶ原高原を経て古峰ヶ原街道を走るルートではないでしょうか?
そんな粕尾峠の足尾側からの登りルートでは
負けちゃ駄目だ!諦めちゃ駄目だ!頑張れ!頑張れ!
こんな言葉が呪文の様に脳内をループしているのは言うまでもありません(笑)
そんな呪文を唱えつつ、今回も何とか無事にBMW R1200R(2010)B玉号で粕尾峠の頂上付近に到着!ここから先は栃木側(粟野方面)へと下る道になる訳ですが、少し気になった事があったのでB玉号から降りて徘徊。
あっ!ちなみに粕尾峠の栃木側(粟野方面)へ下る際に気をつけたいポイントですが、足尾側ほど路面も荒れてはいないので比較的3速位までギアを上げて走れる区間もあるんですけど
カーブナンバー4番!ここ要注意!
つづら折りのカーブには番号が振ってあって最後の方(栃木側から登る際は逆に手前の方であまり気にならない)のカーブになりますが、それまでのカーブが比較的に緩やか(それでもヘアピンですよ)且つリズミカルに走れますので油断しがち…
しかもカーブ番号を発見する頃には既にカーブを抜けかかっている最中だったりするので、カーブ番号の5番を通過したら速度を下げて慎重な体制で次のカーブを意識する事をお勧めします。
毎回、毎回、気をぬくと「危ない!」と思える4番カーブはまさに4(死)のカーブ!粕尾峠では何度か曲がりきれずに落ちたバイクを助けてますからね!?(経験者談)
粕尾峠をバイクで走る際の気をつけるポイント
粕尾峠をバイクで走る際のもう一つのポイントですが、そもそも粕尾峠の横断をルートに取入れる際「前日の天気が雨天じゃない事」が大前提!これ結構重要ですよ!?
こんな時期(6月〜10月くらい?)ですから、天気予報では晴天でも山の上では24時間中に1回は必ず降雨があります。なので日陰は必ずウェットです!乾燥状態の路面なんて冬場でしか見た事ないです!(マジ)
これが前日雨天だったりしたなら、そこらじゅうが泥濘み地獄!(爆)台風後なんて数日開けないとバイクで走るのは色々な意味で危険な道だと思います…(何度も書きますが特に足尾側)
上の画像でも分かる通りに前日雨天ではなく比較的日差しの入る頂上付近でも道の真ん中は濡れてますからね!?そう言う意味では栃木側(粟野)も日陰は苔が生えてる道がありますので要注意…
粕尾峠にメガソーラー建築?倒された保安林
足尾側から登る際に「ソーラー発電反対!」みたいな内容の看板がありましたが、ここが建築(予定)現場なんですかね!?途中の崖下から鹿さんの親子と目が合い
こんな間近に鹿さんが!と不思議そうな顔で眺めていたら、鹿さんから「あの白い物体は何だ!」と不思議そうな表情で見つめ返されていたのは内緒にしておきたいトコロでしたが…(笑)
流石に森林を伐採した重機の影はありませんでしたが、そんなに前に伐採した場所という訳でもなく生々しい感じが漂ってくる建築(予定)現場?
そもそも、こんな山奥にメガソーラーって必要あるんですかね!?
一度建築したらメンテナンスとかも必要でしょうし、なにより破壊した自然が元に戻るのに年々かかるやら… 林業を営んでいる当事者ではありませんので、これ以上とやかく言う事もできませんが
開発をかけるなら足尾側の道の整備もお願いしたい!
そう思ってしまったのは言うまでもありません(汗)
水源かん養保安林「この保安林じは水をうるおし洪水の調節など大切な役割を持つ森林ですみんなで山をまもりましょう」大事な事が書かれていた看板ですが…
こんなに開発かけちゃって洪水?地滑り?大丈夫なんですかね!?教えて詳しい人…
鹿さん親子に誘われてB玉号を降り徘徊した粕尾峠のメガソーラー建築予定地。あっ!上の三枚は言わずもかな?本日もツーリングに同行したNikon D70 & Ai AF Nikkor 28mm f/2.8 Dなしさんで撮影したもの…
それにしても、メガソーラーの建築工事が始まったら尚更、粕尾峠をバイクで走るの危険かもしれませんね!?(道幅的に古峰ヶ原方面から重機を入れるのかな?)
こんな感じで久しぶりに横断してみた粕尾峠でしたが、続きは次回です…
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