BMW R100RS と SUZUKI GSX1100S KATANA の意外な関係
ちなみに、つい最近までagehaの脳内BMWのバイクのイメージは…
BMW R 100 RSで止まってました…orz
↑正確には「BMWって、こんな感じのバイクだよね?」ですw
ですので
興味を持ってしまったBMWのバイク達を色々と調べている内に、いくつかの記事を書いてみたのですが
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番外編
そんなBMWのバイクを調べていたら、面白い?話を発見!今回は、そのお話です…
BMW R 100 RS カウルのデザインはハンス・ムート
このBMW R 100 RSのでっかいカウルなどをデザインした人って、当時のBMWに在籍していたハンス・ムートさんらしいですよ!?BMW時代には R 100 RS や R 80 G/S など、数々の名車をデザインしていたそうですが
ハンス・ムートさんと言えば…
そう!
SUZUKI GSX1100S KATANA
SUZUKI GSX1100S KATANA
依頼先に関してSUZUKIの公式なアナウンスでは「ハンス・ムートに…」とありましたが、実際には「ハンス・ムートが代表を務めるターゲットデザインに…」
とのことで
ハンス・ムートさんが、BMWバイク部門でデザインの仕事をしている時に、SUZUKIから次世代モデルのデザインに関し協力要請があり、そのオファーを受けてハンス・ムートさんがBMWを退社…
その時にBMWのデザイナーだったハンス・ゲオルグ・カステンという人とジャン・フェルストロームという人を誘いターゲットデザイン(target-design )社を設立したみたいです!
SUZUKIはターゲットデザイン社に対し、「こちら(SUZUKI)はデザインの邪魔は極力しない。だから、そちら(ターゲットデザイン社)もデザインが機能の邪魔をするのは極力やめて欲しい」と注文を付けたようですが
そこから
ターゲットデザイン社とSUZUKIの信頼関係が築き上げられたという逸話もあったりするようですね!
GSX1100S KATANA Prototype
↑ハンス・ムートデザインのプロトタイプ
1980年9月西ドイツのケルンショーで、カウル付きプロトタイプGSX1100SカタナとしてカウルレスのGS650Gと同時に発表されました!
↑SUZUKI GSX1100S KATANA
↑SUZUKI GS650G katana(サブネーム)
日本刀をモチーフとした先鋭的フォルムと基本性能の高さを両立させたデザインが反響を呼び、「ケルンの衝撃」と言われたそうですね!?
しかしながら
ショーでの評価は真っ二つに分かれ、少なくともこのままの形で市販されることはないだろうというのが一般的な推測だったようですが…
ショーモデル発表と同時にSUZUKI本社に発売時期を問い合わせる電話が延々と掛かって来たらく、まだ製品化が決まっていた訳ではありませんでしたが、この反応でSUZUKIは「イケる!?」と踏んだのか?1年足らずで市販化という驚異的なスピードで発売されたようですね!?
ちなみに
120km/h以上で効果を発揮するフロントスクリーンの形状は、ハンス・ムートさん自ら革ツナギを着込んでピニンファリーナで220km/h相当の風洞実験を経て決定された!なんて逸話もあるとか?
20周年記念限定車 GSX1100S KATANA FINAL EDITION
上の画像は、販売20周年にあたる2000年に排気量にちなんで限定1100台+1(スズキ歴史館への展示用)で発売された
GSX1100S KATANA FINAL EDITION(SY)-since 2000-
元BMWにいた工業デザイナーのハンス・ムートさんを擁するターゲットデザイン社がプロトタイプをデザインしたSUZUKI GSX1100S KATANAも再販を繰り返しながら
20年というロングセラーモデル
となりましたね!?
そんなSUZUKI GSX1100S KATANA と BMW R100RS(正確にはBMWに在籍中にカウルのデザインをしたハンス・ムートさん)との意外な関係でした!
BMW R65LS(ラグジュアリースポルト)
ちなみに(↑)コレも当時BMWの社内デザイナーだったハンス・ムートさんがデザイン(R65にカウルを付けてシートの形状を変更?)したBMWのバイク!
BMW R 65 LS
まるで
BMW版KATANA(爆)
・・・
まぁ、SUZUKI & ハンス・ムートさんだったらagehaの場合、↓コレの方が強く記憶に残っているのですが…
SUZUKI GSX400X IMPULSE
1986年に2代目として発売!(車体型式はGK71E)デザインは初代カタナ(GSX1100S)を手がけたハンス・ムートさん!(汗)
当時のカタログに「日本の若者のライフスタイルをイメージした」と表現された外観は「東京タワー」や「六本木」などの現代的な日本をモチーフにしたもので、ネイキッド仕様(GSX400X)とハーフカウル仕様(GSX400XS)の二種類を販売。
特にネイキッド仕様は、外観の由来や、剥き出しになったフレームマウントのトラス状ヘッドライトステーの外見から「東京タワー」という通称でも知られていますよね!?
・・・
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