アクティブスピーカー(パワードスピーカー)の電源が入らずお亡くなりになってしまった件について…
はい!年の瀬には色々な事が起こると言いますか、前回の「コンセントからの火花」に続いて、今度は長年愛用してきたアクティブスピーカー(パワードスピーカー、要するにアンプ内蔵のスピーカーDEATHね)が突然と電源が入らない状態に!(爆)本当に、立て続けによくまぁ悪い事が発生するもんだ!?と感心さえしてくる昨今ではありますが…
たまには同様に困ってる人がいたら役立つように真面目に記事を書こうかな?と意気込みつつ、今回のテーマは「スピーカーのヒューズ交換」で、こんなお話DEATH!
テーマ:スピーカーのヒューズ交換
突然、電源が入らなくなってしまった BEHRINGER MS20 (ベリンガー MS20)のヒューズ交換にチャレンジしてみた話
MacPro 2010の外部スピーカーとして長年使用してきた BEHRINGER MS20(ベリンガー MS20)ですが、この日も普段と変わらず帰宅後にPCを起動させ、ブログの予約投稿はそっちのけで (注:通常運行・笑)Terrariaで遊ぶぞ!とゲームを起動するも何だか違和感…
そうなのです!
オープニングBGMが聞こえてこない!(爆)
当初は「スピーカーの電源入れ忘れたかな?」なんて呑気に確認したものの…
スイッチはONですよ!(涙)
流石に「コンセントの件」があったばかりだったので、恐る恐るスピーカーの電源ケーブルを辿りコンセントまで確認するも目視では異常なし(汗)念のために延長ケーブルを外して違うコンセントに差し込むも沈黙を保つをBEHRINGER MS20(ベリンガー MS20)さん…
このサイズ感で木製のキャビネットが醸し出す雰囲気も中々良く(音質は至って普通ですが何か?爆)に光入力端子もあって重宝していたのですが…
購入時の投稿記事を探してみたところ、これ(↑)2014年2月の記事なので 多分実際に購入したのは2014年の1月 … かれこれ約8〜9年も前の出来事だったんですね!?
あぁ、刻が経つのは早いですなぁ…(遠い目w)
自分の中では購入したのは3〜4年前くらいの感覚だったんですけどね、流石に10年選手に片足を(いや、両足なのか?)突っ込んでいる状態では 経年劣化による故障 の線が濃厚DEATHなぁ… なんて項垂れつつ、諦めきれない病み中アラフィフはWEBで「スピーカー、電源入らない」なんて検索してみると
どうやら アクティブスピーカーなどにはヒューズ(う〜ん、原始的ですね)が使用されていて、ヒューズを交換したら治る(場合があるかも)との事 … しかしながら、続けて「BEHRINGER MS20(ベリンガー MS20)ヒューズ」などと検索しても役立つ情報がヒットせず
本当に BEHRINGER MS20(ベリンガー MS20)にもヒューズは存在するのか? そんな疑心暗鬼の状態に…
取扱説明書にもヒューズの記載はありませんが…
寝室に転がっていた(マジ)BEHRINGER MS20(ベリンガー MS20)の取説を持ち出して確認してみたものの、やはり 取扱説明書にはヒューズの有無や存在場所(辛うじて「ヒューズ」という単語は載っている・笑)は明記しておらず…
また無記入の保証書もありましたが、購入から既に8~9年経過。今さら無償保証を!なんて声を上げるつもりは毛頭ありませんが、日本におけるBEHRINGER(ベリンガー )の正規取扱代理店って既に撤退済みだった気がするんですけどね!?本当なのでしょうか?
教えて!詳しい人!(笑)
BEHRINGER MS20 分解してヒューズの場所を確認してみよう!
そんな流れで「ヒューズが有るか無いかわからないなら直接中身を見ればいいじゃない?」なんて、既にメーカー保証も切れた製品。意を決して分解作業にチャレンジ!
スピーカー背面には
CAUTION
RISK OF ELECTRIC SHOCK!
DO NOT OPEN!
直訳すれば「注意:電気ショックの危険アリ、空けるな危険!」でしょうか?流石に作業時点ではコンセントから外して2日以上経過していたので帯電もないかと思われますが、大雑把なO型の血が騒ぐので構わず分解作業に…
背面の木ネジ12本を外し、マイナスドライバー(精密)で背面パネルをこじ開けてみると
ヒューズ発見!(爆)
それも3本もwww
疑心暗鬼で進めた作業でしたが無事にヒューズを発見し一安心?これなら(もしかしたら)ヒューズ交換したら治るかも?なんて希望の光が差し込んでみたものの…
ヒューズが切れた=ヒューズが飛ぶ原因が存在する?
訳でして… 購入から8~9年、只の経年劣化によるヒューズ切れであれば良いのですが、兎にも角にも問題のヒューズをヒューズケース(BOX?)から取り外してみましたが
どうやら、1本と2本でそれぞれ規格の違うヒューズが使用されているみたいなのですが、肝心の ヒューズに記載(刻印)されている規格の文字が小さく(薄くて)判明できません …orz
経年劣化で故障したスピーカーの修理で自身の経年劣化(視力の低下=所謂「老化」DEATHよ)を実感するなんて、これ何ていう罰ゲームなんですか?歳は取りたくないですなぁ… と、真剣に項垂れてしまったのは最後まで秘密(笑)
BEHRINGER MS20 の フューズは 2種類 2本使用と判明!その規格は 630ミリアンペア と 2アンペアでした!
まぁ、ヒューズの規格に関しては半分諦めかけてた所で、プリント基板に印刷されていた事に気付き無事解決しましたが、それによりますと BEHRINGER MS20(ベリンガー MS20)に使用されていたヒューズは下記の通り
- F1 T630mAH 250VP(併せて 315mAH 250VP の記載もあり)
- F2 T2AH 250VP
- F3 T2AH 250VP
2アンペアはともかく、630ミリアンペアなんて… 某アマゾン(伏字になってない件についてw)やら楽天で探すも発見できず、ど~するのコレ… と途方にも暮れましたが、サウンドハウスさんで販売しているページを発見!(流石!もと正規販売代理店!)
一応、ポチっとする前に正確な(物理的な)大きさも計っておこう!そうしよう!と思い、計測すると
直径5ミリ、長さ20ミリで間違いなし!
当初は新たに買いなおそうとも考えてしまったアクティブスピーカーでしたが、BEHRINGER MS20(ベリンガー MS20)と同様なサイズ感と光入力端子付きを検討すると1万円台後半から2万円台までの出費も覚悟したものの
(もしかしたら)ヒューズ交換(送料込みで千円ちょっと)で治るかもしれない?そんな期待感を持ちつつ「ポチっ」たのは言うまでもありません。
で、翌々日には手元に届いたヒューズさん達。今回購入したヒューズは630ミリ(コイツが怪しい?)2本と2アンペアを2本、どうして2セットづつ購入しなかったのは永遠に謎(笑)
また既存のヒューズは白い不透明なタイプでしたが、今回購入したヒューズは透明なタイプ。この辺はきっと気にしたら負けな気がするので(あまり気にしてませんでしたが)規格はあっている筈だ!と、再度スピーカーの裏パネルを外してヒューズ交換作業にチャレンジ!
したものの… 次なる試練が!(汗)
BEHRINGER MS20 ヒューズ交換は全て(3本)一緒に交換するべき!?
当初はですね、2種3本あるヒューズのうち1本だけ独立していた(F1)630ミリの方が切れたのか と勝手に勘違いし、当該ヒューズ1本だけ交換して様子をみようと電源をいれてみたところ…
ボンっ!(爆)
ぷしゅ~www
コンセントに繋ぎ、電源ボタンをポチっと押し込んだ瞬間、一瞬だけ赤いPOWERランプが光った(まさに希望の光・笑)ものの、上記の表現通りに明らかにヒューズが飛んだ音(汗)そして消灯したPOWERランプ…
これは単純なフューズ切れではなかったのか? やっぱりヒューズが切れる原因が他に存在していたのか?と、恐る恐る交換したばかりのヒューズを取り出してみると
案の定、真っ黒こげ!(爆)
いや~透明なガラスタイプのヒューズだと悲惨な状況が判断し易いDEATHね!?(まるで他人事・笑)本音を言えば「ヒューズ交換で治らないなら、もう駄目だ」と、ここで心が折れたのは言うまでもありません。
もうね、新しいアクティブスピーカーに買い直すか、メーカー直販に掲載されていた修理窓口に現状を伝えメーカー修理の見積依頼をしたところ(ちなみに未だ先方から返信メールは届きませんが何か?笑)で、妙案の閃き?
BEHRINGER MS20 ヒューズを3本全て交換したら電源入りました!
購入したヒューズは630ミリ2本に2アンペア2本、今回飛ばしたヒューズがF1用に用意した630ミリ1本なので、丸々1セット分(F1 630mA x1、F2-F3 2A x2)の新しいヒューズが余ってます… が、再び630ミリを付けなおしても他から漏電してたら再度飛ばしてしまうだけだし、どうせなら
全てのヒューズ(3本)を一緒に交換したらどうなるのだろう?
そんな想い(ヤケクソDEATHよ)から再び、今度は全てのヒューズを交換してみたところ…
電源ON!(爆)
無事に電源が入りました!(歓喜)どうやら、F1の630ミリのヒューズが切れたのではなく、順序的に F2 か F3 2Aのヒューズが飛び、その影響で630ミリも飛んでしまった?=要するに3本全て(もしかしたら2Aの方は片側どちらかかもしれませんが今となっては永遠に謎のままでよいです・笑)のヒューズが飛んでいたみたいDEATHね…
まぁ、よくよく落ち着いて考えてみれば アンペアの高い方から飛びそう ですし、周囲への(悪)影響も強い筈?事前にテスターとかで(ヒューズの通電状況を)調べられれば、問題は簡単だったかもしれませんが、悪まで素人なのでそんな特殊装備は手元にありませんので悪しからず…
いやぁ、それにしても「思い出(の代物)って出来る時はあっけなく突然なんだな」と半ば諦めていた愛着のあったアクティブスピーカー BEHRINGER MS20(ベリンガー MS20)の復活劇でしたが
アクティブスピーカーの電源が入らない問題はヒューズ交換で治る(場合がある)
をまさに地で行く展開に!
それにしても、アクティブスピーカーの故障中はMacPro 2010 本体のスピーカーから音を鳴らしていましたが、特に音質悪い訳ではないのですけどスピーカーが作り出す音響って大事なんだなぁ… と改めて感心しつつ、今回のお話し位はいつか何処ぞの誰かの役に立てればいいなぁ、と独り想いに老けながら、この辺で〆
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いや、治って良かった良かった!
NonmarkRider さん、こんばんは!
あ、ありがとうございます <(_ _)> 心折れずに頑張って良かったです。